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不妊鍼灸治療で重視すること

不妊に悩む人は、自分の体を責めてしまいがちでストレスを感じてしまい、ますます悪化してしまうことが少なくありません。しかし、責任を負うべきなのは自分自身ではありませんし、何物でもありません。世の中には様々な治療法がありますが、中でも注目すべきは鍼灸治療で、人体に負担がかからないように回復できるようにあらゆる工夫がなされています。そして、不妊鍼灸治療では、不妊に悩む人の解決に貢献できるように大切にしているポイントがあります。

まず一つ目は、そしてもっとも重要視していることは、身体をつくって良質な卵を得るということです。いくら治療を施しても大事な身体が弱って良質な卵ができなければはじまりません。鍼灸治療では身体づくりからスタートし、卵が発育できるようになるまでじっくりと治療を続けて、あせらずにタイミングを待ちます。患者の年齢や月経周期の乱れや生殖医療経験などによっては長くかかることもありますが、その分身体の改善を期待できるので安心です。その結果、嬉しい報告が多く寄せられているのです。二つ目は、移植のために生殖器官、たとえば子宮の環境や内膜の環境を整えておくことを前提にしていることです。着床がうまくいかない原因はまだわからないことも多く、一概に何をすればいいか悪いかは断言しにくいのですが、少なくとも着床にかかわる部位の環境を最大限に整えておくことにこしたことはありません。また、チャンスを増やすためにも移植直前の治療をよしとしています。鍼灸治療は見た目では効果がわかりにくく、不安に思うこともあるかもしれませんが、身体を熟知したプロによる治療ですから内側と外側の環境を整えるにはもってこいの方法なのです。三つめは、健康を維持するためによく言われることですが、身体を温めるように勧めることです。これは東洋医学で一般的に言われることで、不妊治療だけではなくあらゆる不調に対して効果的な治療方法です。しかし、仲でも不妊治療にもっとも欠かせないことと言っても過言ではありません。身体が冷えると血行が悪くなり、身体の器官に良質な血液が巡りにくくなってしまいます。生殖器官も例外ではなく、生殖器官に栄養たっぷりな血液がいかなければ妊娠以前に器官として機能しなくなってしまいます。よって不妊鍼灸治療では冷えを大敵としており、治療中だけではなく日常的に体を温めることを推奨しています。

これらはすべて結果的には身体そのものをいたわり、根本的な治療をすすめていくことにつながっているのです。

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